“・・・しーげちゃん”






本当は


さっき


キミにそう呼ばれた時、


懐かしいその響きが


あまりにも嬉しくて


おもわず


キミを


抱きしめそうになった── ・・・・・・









青 空  近 



快晴。 そんな言葉がぴったりの日 狭い教室に閉じ込められてるのがイヤで 青空に一番近い屋上で ひとり 寝転がっていた。 どうせ あの教室にいても キミの姿を追ってしまうから。 でも あそこから抜け出して 目、つぶって、寝転がっても 結局、頭に浮かぶのはキミで 考えることも、キミのことなんだけど・・・ ギィー 屋上の重いドアの開いた音 その後に 「・・・かとー・・くん?」 一瞬、幻聴かと思ったけど 聞き間違えるはずのない 愛しい声が 俺の心を震わせた。 幼馴染み クラスメイト どっちも間違っていない。 昔はすっごい仲良くて 一日中ずっーと 毎日毎日 一緒に遊んでた。 けど。 それも小学生までで たとえ幼馴染と言っても オトコのコとオンナのコ。 中学生ぐらいから、お互い気まずくなって 名前呼びも、苗字呼びになって 極力話さない そんな関係 微妙な関係 こんなんだったら 幼馴染みじゃなかったらよかったのに─── ・・・・・ もう この気持ち 隠しているのはツライから だから、今日 俺のホントの気持ち キミに伝えてもいいですか? たとえ キミとの関係が バラバラに壊れてしまったとしても・・・ ─to be continue─ UP  04/11/7(日)

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