「・・・うっそぉ・・・」
1月25日 火曜日
朝起きたら
一面 雪景色でした。
御生誕小説
サクライ
ショウ
「さむっ・・・はぁ・・・」
家を出て、駅へ向かう道のり
うっすらと積もった雪を、サクサク踏みながら
ひとつ 溜息をついた。
・・・だってさっ!
今日は、せっかく大学終わったら会おう って約束してて。
ってゆーか今日は
一年に一回だけの
大切な日なのに。
この雪のせいで 気分は落ち気味。
せぇっかく、今日は女の子らしく
スカート履いていこうと思ったのに
あまりの寒さにボツ。
白いブーツにジーパン ブーツインさせて
マフラーぐるぐるに巻いて。
髪はパサパサ マフラーからはみ出して
・・・これじゃあいつもと変わらない。
「っわっ・・・」
つるって滑ったブーツ
あわてて横のガードレールにしがみつく。
さっきから、何回転びそうになったかわからない。
いつもは10分の駅まで道のり
もう15分は歩いてる。
カバンとは別の紙袋 大切に抱えて
・・・作ったのがショートケーキじゃなくて
本当によかったと思う。
交通機関も乱れてて
結局、2限は遅刻。
でも、雪のせいで人も少なくて
2回も当てられた外国語。
4限はあるのに
3限はいきなり休講。
もう本当に
今日は厄日としか思えない。
もしかしたら
今日 カレに会えないんじゃないか
なんて
突然、不安がよぎる。
ただでさえ、不安定なカレのお仕事
ドタキャンなんて もう慣れたけど
今日は
今日だけは
ちゃんと会って伝えたい
お祝いのコトバ。
4限が終わって、教室を出た途端
携帯が揺れた。
表示された名前にドキっとする。
・・・会えるよね?
会えないなんて、言わないよね?
そう祈りながら
通話ボタンを押す。
「・・・もしもし?翔?」
「あ、もしもし?・・・もしかして授業中だった?」
「うぅん。今終わったトコ。」
「これから学校出んの?」
「うん。今教室出たから、今から向かうよ?」
「・・・そっ。よかった。・・・早く来いよ?」
「・・・うん?・・・じゃあ後でね」
「あぁ」
・・・何の用だったんだろ・・・?
おもわず、切れた携帯に目を落とす。
よくわかんないけど
とりあえず、ドタキャンではなかったから
ホっと一安心。
「早く行こっ」
踊る胸 抑えながら
私は、今いた3号館の建物を出た。
溶けて凍ってしまった雪
滑らないように 気をつけながら
焦る気持ちを抑えて
ゆっくり歩く。
冷たい空気が 顔を刺して
マフラーに顔をうずめた。
大学の門を出て、駅に向かおうとした時
目の前に、見慣れた車を見つける
・・・翔とおんなじ車だー
なんて ちょっと顔が緩んだ。
車を横目に通り過ぎた時、
突然鳴ったクラクションの音と
携帯のバイブ
「・・もしもし・・・え?翔・・・?」
「お前気付けよー」
横の車の窓が開いて
そこには携帯片手の
見慣れたカレの顔
「・・・え・・・?」
「驚きすぎ」
まだ状況を把握できていない私を
おかしそうに 笑いこらえながら
「お迎えにあがりました。」
って
カレは微笑んだ。
「なんで迎えに来てくれたの?」
私は、助手席から運転席の翔の方を向く。
「早く仕事終わったし。今日雪だしさ、大変だろうと思って。・・・あと・・・」
「・・・あと?」
「・・・いや、なんでもない。」
前を向いて運転してる翔の顔が
ほんの少しだけ赤くなったような気がするのは
私の気のせい?
「翔。」
「ん?」
「お誕生日、おめでとう」
「あぁ」
前を向きながらも微笑んだ翔に
こんなこと言ったら驚くかな?
次の信号が赤だったら キスしよっか?
あとがき
翔くん、ハピバ小説です。
実際、今日は晴れでしたね〜。
嵐ラストの御生誕小説。
そろそろネタがないです(笑)
翔くんは車が似合いますね、ハイ。(ぇ)
ちなみに、授業中にコツコツ書きました(笑)
翔くん、ハッピーバースデー!!
完成日 05/1/25(火)
UP 05/1/25(火)