この道を歩くのも 今日でサイゴ この制服を着るのも 今日でサイゴ アイツの笑顔を見るのも 今日でサイゴ G r a d u a t i o n 春は目前 っていってもまだまだ寒い3月 遠い空の下 見慣れた道を歩く 今日でサイゴ 一歩一歩 大切に踏みしめながら 「はよっ」 「・・・おはよ」 聞きなれた低い声に振り向くと やっぱりあった 増田の笑顔 「今日で卒業だなー」 「うん、早かったね」 2人 歩幅合わせて 学校までの道のり、並んで歩くのも 今日でサイゴ 「お前、3年間クラス一緒だったもんなー」 「お世話になりました」 「いえいえ、こちらこそ」 にこぉっ ってお得意の笑顔 見れるのも 今日でサイゴ 「ね、増田さー、制服のボタンとか予約された?」 「は?なんだよ、それ」 「されてないの?だって増田もてるじゃんー」 つまんなーい って空、見上げた。 「そんな少女マンガみたいなこと、ないって」 「えー?きっと、式終わったら囲まれると思うよー?」 「ないない!」 増田はわかってない。 自分がどれだけ女の子ときめかせてるか、なんて。 増田の笑顔に たくさんの女の子が恋しちゃってる、なんて。 「じゃーさぁ」 「ん?」 「余ったら、でいいから 増田のボタンちょーだいよ、記念に。」 「何?予約してくれんの!?」 「そ。増田貴久のボタンなんて、そう貰えるもんじゃないし!」 「んだよ、それー」 「まぁでも、余んないよなー」 「じゃあ、いいよ、予約しといてやる」 「何かエラそーでむかつく・・・、やっぱいらない!」 「はぁ?なんだよー」 ケラケラ笑う増田の笑顔には、裏表なんてなくて こっちまで嬉しくなっちゃう。 太陽みたいな笑顔の下には 本物の太陽に照らされて光る ブレザーのボタン 競争率高いんだろーなぁ なんて思いつつ あのボタンたちは、一体誰の手に渡るんだろうね? そんなコト 考えた。 長い長い 式典 卒業証書、手にして 私達は今日、この学校を卒業する。 式が終わって教室に戻り、友達と記念撮影 もっと泣いちゃうかと思ったけど、式が終わった今は笑顔炸裂 明日からも、ふつーにこのクラスに来ちゃいそうな そんな不思議な感じがした。 ふ、と 教室の離れたところから呼ばれた、私の苗字 振り向くと、なんだか小さなモノが飛んできて 咄嗟にソレを手でキャッチする。 「ナイスキャッチ!」 遠くから聞こえた 低い声 私の手の中には 制服のボタン 顔をあげると、屈託のない増田の笑顔が見えて。 ・・・余ったらでいいっ て言ったのに まだ綺麗な増田の制服 一個だけ ボタンが無くなってて 自然と緩む 私の頬 「ありがと!」 私の言葉に、増田が 「卒業、おめでとう!」 なんて 笑顔で言うから 「増田も!卒業おめでとう!」 私も顔いっぱい 笑顔がこぼれた。 笑ったり、泣いたり、悲しんだり、楽しかったり いろんな事があった 高校3年間 私たちは この思い出を胸に それぞれ 新しい道を歩き出す この 青空の下 あとがき 卒業シーズンですね。 今年は、まっすーが高校卒業なので、記念に書いてみました。 ははは、しょぼい(禁句) 恋人ではない、微妙な関係が書きたかったのですが、 なんだかほんとに微妙・・・。 ごめんなさい、ただ「増田」って呼びたかっただけです(ぇ) まっすー、卒業おめでとう!! 完成日 05/2/28(月) UP    05/3/1(火)

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