the Star Festival
今宵は輝く星の中で
一年に一度
彦星と織姫が会える日。
空を見上げて
あー、今日ちゃんと会えるのかな?
なんて
そんなこと考えてる自分が
なんだかおかしい。
学校帰り
駅の改札入ったところ
大っきな笹の葉に
たくさんのお願い事が
ユラユラ揺れていた。
誰々と両思いになれますよーに
なんて。
短冊書いて、お星様にお願いしただけで
好きな人と両思いになれるのなら
苦労はしないんだよー
って
考えちゃう自分は、すごく捻くれていて
あまりにもカワイクなくて
ちょーっとだけ
短冊書いた子を羨ましく思う。
あの人と両思いになれますように
って
お願いしたら
ホントに叶えてくれる?
お星サマ。
「なにしてんの?」
「っ・・・増田・・・くん?」
にこにこ お得意の笑顔で
私に話しかけてきたのは
今、まさに、私が考えていた男の子だった・・・。
「今日七夕だね」
「・・・そうだね」
「この短冊書いた?」
大っきな笹、2人見上げて
指差しながら増田くんが聞いてきた。
「うぅん」
「えー、なんで?俺、書いたよ」
「えぇっ」
そんな驚く?
って
不思議そうな顔のカレ
「書かないの?」
「・・・んー」
「なんでさー」
「・・・や、ほんとに叶うのかなー・・なんて」
「ははっ、素直だー(笑)」
カワイクない言葉
増田くんの笑顔に消されて
少しだけ 安心した。
「でもさー、叶うかもしれないよ?」
「ぅん」
「俺、今叶ってるし」
「え?」
増田くん見上げた私に
にっこり。
「こうやってしゃべれたし。」
見せてよー って
私の短冊覗き込んでくる増田くんに
「ぜぇったい、だめっ!!」
って隠しながら
いす借りて、高ーいところにくくりつけた
私のお願い事。
「今日、彦星と織姫、会えるかなぁ?」
「さぁ、会えるんじゃね?」
「ぅわっ、てきとー」
ね、このお願い叶うかな?
お願い、お星サマ。
お願い、増田くん。
“増田くんともっと仲良くなれますよーに”
あとがき
七夕話は前から書きたかったんですよー。
でも、あまり思いつかなくて・・・。
結構ムリヤリ感ありますよね(汗)
必死にあせって書いたのでめっちゃ駄文です(泣)
もっと、和風な感じに書きたかったのになぁ・・・。
完成日 04/7/6(火)
修正日 04/7/7(水)
UP 04/7/7(水)